今回は、親戚から頼まれて本当に昔ながらのよくある蛇口(単水栓)を交換しましたので、その時の様子を記事にしたいと思います。
ご興味のある方の参考になれば嬉しいです。
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今回の不具合について
使用して20年。
水の閉まりも悪く、ナット部から漏水、本体も傷んでボロボロのようです。
不具合の関連部品について
とりあえず直れば何でも良いとの事。笑
今回はいつもの仕事とは違う為、近所のホームセンターから水栓とシールテープを仕入れてきました。
水漏れが心配な場合や、錆がある場合は必要に応じて給水管用ヘルメシールの使用も考えます。
(下記:作業手順④にて解説)
作業について
作業前の注意
必ず元栓か止水栓で水を止めて下さい。
作業時間
10分くらいで終わりました。
使用した道具
- モンキーレンチ…水栓の取り外し・取り付けの際に使用。
親戚の家にモンキーしか無かった為モンキーを使用しましたが、モーターレンチがあるならそっちの方が良いかもです。 - 歯ブラシ…水栓を取り外した時に残るゴミの除去に使用。
- シールテープ…水栓取り付け時に水が漏れないように使用。
- 【必要に応じて】給水管用ヘルメシール…水漏れや錆が心配な場合に使用。(下記:作業手順④にて解説)
作業手順
①安全確認します。
元栓か止水栓で水を止めます。
水を止める理由
水を止めなくてはならない作業で、水を止めずに作業してしまい家中が水浸しになったお客様を何度か目にしています。
もう本当に目も当てられませんでした…水は必ず止めましょう。
器具の止水栓は極稀ですが折れたりする事が有るので、固くて回らない場合や、ぐらつきが激しい場合は無理をせず家の水道メーターで止めるのが良いと思います。
②本体を取り外します。
水栓の胴体をモンキーレンチで固定し、半時計回しに回します。
③管に残ったゴミを清掃します。
管の中に残ったゴミ(シールテープのカスなど)を清掃します。
④仮付けしてどれくらいねじ込めるか事前確認します。
シールテープを巻く前に仮付けし、何周回るか確認します。
今回は最大で3周半ほど回る事が分かりました。
⑤シールテープを巻きます。
配管などを主にしている仲間から言わせれば細かなこだわりがあるようですが、とりあえず私は下記だけ注意してます。
・ネジの先端(1山目)は被らないくらいから時計回しで巻き始め、奥に行くほど厚めのイメージで巻く。
⇒ねじ込みやすさ、管内部にシールテープの破片などが入り込むのを防ぐ為。
・巻く回数は8~10回前後。
⇒仮付けした時の緩さにもよりますが、8~10くらい巻いておけば大体の現場がちょうど良いです。
スルスル滑ってシールテープが巻きづらい時は、ネジ山にチョンとヘルメシールを乗せてから巻き始めるか、カッターなどでネジ山に少しだけ傷をつけてあげるとシールテープが引っかかって巻きやすいです↓
(管理人はこれが原因で10年間水漏れが起きた事は無いですが、保証はできませんのであくまでご参考程度に。)
水漏れや錆が心配な場合は、シールテープの上に『ヘルメシール』を塗るとより効果的です↓
⑥水栓を取り付けます。
④で確認した最大回転数(今回は3回転半)の一番直近で、ハンドルを向けたい位置まで回します。
今回はちょうど3回転くらいで、ハンドルが上に来たので止めました。
締める方(時計回し)はいくらでも回して大丈夫ですが、緩める方(半時計回し)は水漏れの原因になるため回してはいけません。
⑦最終確認します。
作動確認と水漏れ確認し、異常が無ければ完了です。
まとめ・管理人の所感
ポイントさえ押さえれば難しく無い修理です。
一次側(ハンドルの手前)から触るので漏水だけ注意ですね。
これができれば、色々と応用もきくと思います。
少しでもご参考になれば嬉しいです。
以上、蛇口(単水栓)交換でした。
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