【浴槽ワンプッシュ排水栓交換】TOTOユニットバス/KVQ1717:排水栓の動きが悪い時の部品交換方法と必要な道具を解説します。

2000年以降に設置したTOTOのユニットバスで『排水栓の動きが悪い』という不具合が起きたら、もしかしたらこの記事が参考になるかもしれません。
今回は『AFKA028N2/調整レリースセット予備1150』(他2部品有り)という部品の交換で修理出来ました。
作業自体は何とか出来そうと思いましたが…どうもユニットバスのタイプ以外にも、浴槽の仕様などによって部品が変わるようで、部品の特定がTOTOさんじゃないと難しいみたいです。
その為「壊れるとこういう作業が必要になるのか」くらいのイメージでご参考にして頂ければと思います。
早速詳細を見ていきましょう!

※当内容は不具合改善を約束するものではありませんので予めご了承願いますm(__)m

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目次

どんなユニットバスが対象?

フローピア:KVQ1717型(?)

品番はドアの所にラベルが貼ってあります。
こんな感じでラベルが貼ってあります↓

メーカーへ修理依頼する際は『工事番号』を伝えるとスムーズみたいです。

ユニットバスの大きさやタイプ・浴槽の仕様などで変わるようなので『KVQ1717型』でも該当しない可能性が有ります
残念ながらこれ以上の特定が出来ませんでした…。

今回の不具合について

排水栓を動かしているレリース(ワイヤー)の動きが悪くなり、下記のような症状が発生します。

  • 排水栓が開閉しない。
  • 浴槽の水が抜ける。

排水栓の動きが好調にもかかわらず浴槽の水が抜けるのであれば、密閉栓のパッキンが傷んでいるだけかもしれません。(密閉栓交換で済むかも??)

『まぜるな危険』の洗剤やクリームクレンザーを使った後は注意!
『まぜるな危険』の記載がある洗剤は思っているよりも強力で、よ~く洗い流してあげないとパッキンやプラスチック部品を痛めてしまう可能性が有ります。(パッキンがヨレヨレになります)
クリームクレンザーもよ~く洗い流してあげないと、排水栓の駆動部に残って固まってしまい作動不良を起こす事があるようです。

不具合の関連部品について

今回はメンテナンスの方に排水栓周りの部品交換して頂きました。

AFKA028N2/レリース1150…ボタンと栓を繋ぐワイヤー。

AFKA020N1/押しボタン…ボタン。

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AFKA059N1/密閉栓・メカBOX…浴槽内で水が抜けないようにシールしている栓、排水栓を上下させる駆動部品のセット。

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※品番は2023/01現在。

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ユニットバスの大きさやタイプ・浴槽の仕様などで変わるようなので『KVQ1717型』でも該当しない可能性が有ります
残念ながらこれ以上の特定が出来ませんでした…。

作業について

いよいよ作業についてです。

作業前の注意

特に水や電気を止める必要はありません。
周辺に傷をつけないように養生するくらいだと思います。

作業時間

作業立ち合い時間は30分前後でした。

使用した道具

  • 小さい吸盤…押しボタンを取り外す際に使用。(手順①)
  • ラジオペンチ…メカボックスを取り外し・取り付けする際に使用。(手順②・③・⑥)
  • タコ糸…レリースを取り外し・取り付けする際に使用。(手順④・⑤)
    ※タコ糸は無くても出来るようですが、あった方が安心みたいです。

作業手順

9つの工程でご説明していきます。

①押しボタンを取り外します。

小さい吸盤で押しボタンを取り外します。
粘着力の強いテープなどで代用可能みたいです。

②密閉栓・メカボックスを取り外します。

密閉栓をつまんで引き抜きます。
今回は排水栓と一緒にメカボックスが取れてしまいましたが、メカボックスが残る事の方が多いみたいです。
メカボックスが残った場合は、ラジオペンチか何かで引き抜き下図の状態にします。

③メカボックスとレリースを左回しで切り離します。

メカボックスとレリース(ワイヤー)がねじ込みでつながっている為、ラジオペンチでレリースの根元を掴んでメカボックスを左回しにして切り離します。

④古いレリースを引き抜きます。

レリースの先端(排水口側)にしっかりとタコ糸を結び、押しボタン側の軸をラジオペンチでつまんでレリースを引き抜きます。

新しい部品の先端(排水口側)には交換しやすいように樹脂製のガイドワイヤーがあるようなので、タコ糸が無くても交換できるようですが、あった方が楽で確実みたいです。

⑤逆手順でレリースを挿入します。

新しい部品に付いている白い樹脂製のガイドワイヤーの先端に、押しボタン側のタコ糸をしっかり結んで、 引き抜いた時と逆に押しボタン側⇒排水口側へレリースを挿入し、押しボタン部が固定されるまでしっかり奥まで差し込みます。

⑥メカボックスとレリースを右回しで取り付けます。

左回しでガイドワイヤーを外して、右回しでメカボックスを取り付け、最後ラジオペンチで軽く締めます。

⑦メカボックスを浴槽へ取り付けます。

メカボックスが『カチッ』とはまるまで押し込みます。

⑧密閉栓と押しボタンを取り付けます。

排水口側をメカボックスの軸が上がった状態にして密閉栓が『カチッ』とはまるまで押し込む。
押しボタン側も同様にカチッ』とはまるまで押し込む。

⑨最終確認

作動確認と少し水を貯めて水が抜けないか確認し異常が無ければ完了です。

まとめ・管理人の所感

「部材が分かれば出来そうなんだけどなぁ」というのが正直な所です。
作業Lv.は2くらいかと思いますが…部品特定が困難な事が残念です(^^;)

ちなみにこの時はTOTOメンテナンスさんから、たしか…20000円(税込)くらいで請求が出てたと思います。
※価格は2023/01現在。

以上、浴槽ワンプッシュ排水栓交換でした。
少しでもご参考になると嬉しいです。

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