2000年頃以降に設置したタンク式トイレで『トイレが流すと水が漏れる』という不具合が起きたら、
もしかしたらこの記事が役に立つかもしれません。
『HH11028S/整流ジャバラ補修ユニット』という部品で直します。
ここでは『 SZ727/手洗付密結タンク』というタンクを例に、その不具合を修理した時の詳細を見ていきたいと思います!
※当内容は不具合改善を約束するものではありませんので予めご了承願いますm(__)m
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どんなタンクが対象?
SZ727型・SH31型・SH33型・SH51型・SH61型・SH81型・SH91型・SH93型・SH111型・SH113型・SH261型・SH351型・SH371型・SH381型・SH391型・SH475型・SH561型・SH565型・SH671型・SH681型・SS371型・SS381型・ほか多数。
手洗い付きで、下図のようにタンクのふたを持ち上げた時に黒いスポンジが付いたタイプは、当記事と同様の修理になる可能性が高いです。
今回の不具合について
この整流スポンジは、本来手洗いの水が落ちる穴を覆う事で水がとび跳ねるのを防ぐ物となっております。
この整流スポンジが剥がれると、水がとび跳ねてしまい、タンクの外へ漏水します。
不具合の関連部品について
整流スポンジを手配します。
※『SZ727』の図面が出ませんでしたので近そうなもので探しました。
COM-ET HPより引用
●HH11028S/整流ジャバラ補修ユニット/¥540(税込¥594)
※価格は2022/11現在。
作業について
いよいよ作業についてです。
ざっとした流れは、
タンクふたを外す⇒スポンジを剥がす⇒ジャバラを付ける
といった流れになります。
細かく見ていきましょう。
作業前の注意
タンクのふたを外した状態でレバーや内部部品にぶつかってしまったりすると、水が噴き出る可能性が有る為、念の為に元栓か止水栓で水を止めておくと安心です。
作業時間
私が作業する時は5~10分前後が多いです。
使用した道具
・マイナスドライバー…部品を除去する際に使用。(下記手順:③)
作業手順
部品に取替要領書も付いています。
また、TOTOさんが公式で取替手順公開してました。
リンク貼っておきますのでご参考下さい↓
①安全確認します。
タンクのふたを外した状態でレバーや内部部品にぶつかってしまったりすると、水が噴き出る可能性が有る為、念の為に元栓か止水栓で水を止めておくと安心です。
②『タンク蓋』と『樹脂カバー』を外します。
- タンク蓋は置いてあるだけなので持ち上げて外します。
- 樹脂カバーもはまっているだけなので上に持ち上げて外します。
③古いスポンジを剥がします。
スポンジを剥がして、マイナスドライバーやタオルで残りもきれいにします。
④新しい『整流ジャバラ』を取り付けます。
樹脂カバーの水分や汚れを拭きとり、黒い部分が両面テープになっているので樹脂カバーに取り付けます。
⑤逆手順で復旧して下さい
②の逆手順で復旧します。
⑥最終確認
作動確認と水漏れ確認し異常が無ければ完了です。
まとめ・管理人の所感
そこまで難しい修理ではない為記事を読んでなんとなくイメージできる方は挑戦してみても良いかもしれませんね!
ちなみにメーカーさんにメンテナンスを頼むと7000~8000円程だったと思います。
※価格は2022/11現在。
以上、整流ジャバラ交換でした。
少しでもご参考になると嬉しいです。
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