【バルブ交換】TOTO水栓/TL384U型:洗面所水栓の水が止まらない時の部品交換方法と必要な道具を解説します。

1995年頃以降に設置したTOTOの洗面所水栓で『水が止まらない』不具合が起きたら、もしかしたらこの記事が役に立つかもしれません。
THY582N/シングルバルブ部』という部品で直せました。
ここでは『TL384UFR/壁付シングル13』という洗面所水栓を例に、その不具合を修理した時の詳細を見ていきたいと思います!

※当内容は不具合改善を約束するものではありませんので予めご了承願いますm(__)m

目次

どんな水栓が対象?

TL384型ほか多数。

水栓の品番が分からない場合は、下記リンクから製品品番確認できるかもしれませんので良ければ見てみて下さい。

また、下図のようにバルブの本体がダークグレーで、軸が金属、突起がある場合は当記事と同様の修理になる可能性が高いです。

今回の不具合について

今回は水の出し止めをしているバルブが怪しいです。
バルブが劣化すると、下記のような症状が発生します。

  • 水(お湯)がポタポタ止まらない。
  • 水(お湯)が出っ放し。
  • ハンドル操作が固い。
水は止まるけど、ハンドルが破損していた場合

ハンドルの劣化も考えられますが、バルブの動きが悪くなった事でハンドルに負荷が掛かり破損した可能性もある為、バルブ交換も合わせてご検討されても良いかもしれません。

ちなみに…
『日本バルブ工業会』の情報では一般的には水栓の耐用年数は10年程度となっており、今回のバルブのような摩耗部品については4年目頃から交換が必要になるとの事↓

社団法人 日本バルブ工業会より引用

不具合の関連部品について

バルブと、状況に応じて別売のパッキンを使用します。

COM-ET HPより引用

●バルブ…品番:THY582N/商品名:シングルバルブ部(上げ吐水用)/希望小売価格:¥7,700(税込¥8,470)↓↓
※価格は2022/03現在。

●パッキン…品番:TH5J0048/商品名:パッキンユニット(2個入り)/希望小売価格:¥1,400(税込¥1,540)↓↓
※価格は2022/03現在。

『TH5J0048』は水栓内部が金属製の場合に限り、上記『THY582N』を交換してもポタポタと水漏れが改善しきらない場合の奥の手として使うパッキンのようです。(下記『作業手順』で詳細記載します)

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作業について

いよいよ作業についてです。

作業前の注意

必ず元栓か止水栓で水を止めて下さい。

作業時間

私が作業する時は10~15分前後が多いです。
状況によってかなり時間と労力が掛かる事も有ります…

有ると良い道具

  • ラジオペンチ
  • モーターレンチやプライヤー
  • マイナスドライバー
  • 精密ドライバーや細長い棒上の物

作業手順

部品に取替要領書も付いています。
リンク貼っておきますのでご参考下さい↓

『THY582N』施工説明書

①安全確認します。

元栓か止水栓で水を止めます。

水を止める理由
水を止めなくてはならない作業で、水を止めずに作業してしまい家中が水浸しになったお客様を何度か目にしています。
もう本当に目も当てられませんでした…水は必ず止めましょう
器具の止水栓は極稀ですが折れたりする事が有るので、固くて回らない場合や、ぐらつきが激しい場合は無理をせず家の水道メーターで止めるのが良いと思います。

②レバーハンドルを外します。

レバーハンドルを上に持ち上げると外れます。
少し固い場合があります。

③ストッパーを外します。

④バルブ押さえを外します。

左回しで外します。
これが固いと時間が掛かる事があります。
バルブ押さえにモーターレンチを掛けられるようになっているタイプは、モーターレンチで外します。

もしも水栓本体ごと(根元から)回ってしまう場合、そのまま無理に作業するとカウンター下で配管がねじれたりして痛んでしまい、漏水などにつながる可能性が有る為注意して下さい。
水栓が回らないように押さえるか、素直にプロに頼んだ方が良いかもです。

⑤バルブを取り外します。

マイナスドライバーを凸凹の所へ差し込み、少し浮かせてから持ち上げると外れやすいです。

前の部品の一部が残った場合はペンチなどで取り除きます。

⑥パッキンを取り付ける

パッキンとバネ(バネは狭い方がパッキン側)を精密ドライバーのような細長い物に通して取付穴の上に乗せ、
最後に指などでグッと押し込みます。
こうしないとパッキンとバネがばらけて付けづらいです。

上の図がそうですが、水栓本体の内部が金属製の場合に限り、上記『THY582N』を交換してもポタポタと水漏れが改善しきらない場合は、奥の手としてオレンジパッキンとバネの代わりに『TH5J0048』を使います。

⑦バルブを取り付ける

水栓本体の凹とバルブの凸の位置を合わせて上から隙間が無くなるまでグッと押し込む。

⑧バルブ押さえとストッパーを取り付ける

バルブ押さえをギュッと締め付けます。
ストッパーが無く、バルブ押さえにモーターレンチを掛けられるようになっているタイプは、モーターレンチで最後にグッと締めて下さい。

バルブ押さえとストッパーのギザギザの位置が合わない時はなるべくバルブ押さえを締める方向に調整しながら位置を合わせます。

⑨ハンドルを取り付ける

ハンドルを上から『カチッ』となるまで押し込んで取り付けます。
軸とハンドルの向きを間違えないようにします。

もしもハンドルが緩かったらシールテープなどを巻いて抜けづらくしてあげます。

⑩最終確認

作動確認と水漏れ確認し異常が無ければ完了です。

まとめ・管理人の所感

あれもこれもと書いたらいつものごとく長文になってしまいました(^^;)
ややこしく感じられたかもしれませんが、バルブ押さえの固着や水栓本体の緩みが無ければ難しくない修理です!
記事を読んでなんとなくイメージできる方は挑戦してみても良いかもしれませんね!

ちなみにメーカーさんにメンテナンスを頼むと15000円程だったと思います。
※価格は2022/03現在。

以上、水栓バルブ交換でした。
少しでもご参考になると嬉しいです。

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