1985年頃以降に設置したTOTOのトイレ内手洗い水栓で『水がポタポタ止まらない』不具合が起きたら、もしかしたらこの記事が役に立つかもしれません。
『TH92838R/こま』という部品で直せました。
ここでは『T136AM13C/立水栓13』というトイレ内水栓を例に、その不具合を修理した時の詳細を見ていきたいと思います!
※当内容は不具合改善を約束するものではありませんので予めご了承願いますm(__)m
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どんな水栓が対象?
T136型。
水栓の品番が分からない場合は、下記リンクから製品品番確認できるかもしれませんので良ければ見てみて下さい。
また、下図のよう外観の場合は当記事と同様の修理になる可能性が高いです。
COM-ET HPより引用
今回の不具合について
今回はポタポタ止まらない症状の為、水の出し止めをしている『コマ』が怪しいです。
コマが劣化すると、下記のような症状が発生します。
- ギュッと閉めても水(お湯)がポタポタ止まらない。
不具合の関連部品について
今回は、『コマ』と、ハンドルも重くなっていたので『スピンドル』を交換します。
COM-ET HPより引用
●コマ…品番:TH92838R/商品名:こま↓↓
*Amazonプライムの会員登録はこちら*●スピンドル…品番:THY31104/商品名:スピンドル部↓↓
*Amazonプライムの会員登録はこちら*●キャップナットパッキン…品番:TH91739HP/商品名:キャップナットパッキン↓↓
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●ハンドルのキャップ…品番:TH90140C2R/商品名:インデックス↓↓
ハンドルに付いているキャップですが、弱っていて外す時にヒビが入ってしまいました。(関連:下記作業手順②)
●ナット・座金・パッキンセット…品番:THYK50/商品名:キャップナット↓↓
キャップナットパッキンですが、ナットや座金も傷んでいたのでセットで交換してもいいかなと思いました。
図面を見ると『THYK50』ならナット・座金・パッキンがセットになっているようです。
COM-ET HPより引用
作業について
いよいよ作業についてです。
作業前の注意
必ず元栓か止水栓で水を止めて下さい。
作業時間
今回は10~15分位でできました。
使用した道具
- ピックツール…ハンドルのキャップを取り外す際に使用。(手順②)
- プラスドライバー…ハンドルを取り外す際に使用。(手順②)
- ウォーターポンププライヤー…ナットを取り外す際に使用。(手順③)
- 【必要に応じて】モーターレンチ…ナットが六角(角有り)の場合あると便利だと思います。
作業手順
6つの工程でご説明していきます。
①安全確認します。
元栓か止水栓で水を止めます。
水を止める理由
水を止めなくてはならない作業で、水を止めずに作業してしまい家中が水浸しになったお客様を何度か目にしています。
もう本当に目も当てられませんでした…水は必ず止めましょう。
器具の止水栓は極稀ですが折れたりする事が有るので、固くて回らない場合や、ぐらつきが激しい場合は無理をせず家の水道メーターで止めるのが良いと思います。
細かな部品を排水に落として無くしたりしないように排水の所にタオルを敷きます。
②レバーハンドルを外します。
ピックツールなどで、ハンドルのキャップを外し、奥のネジを緩めるとハンドルが外れます。
③ナットを緩めて部品を取り外します。
プライヤーでナット半時計回しで緩めて、本体の中に残った部品を引き抜きます。
※部品もナットに付いてきて一緒に抜ける事もあります。
④部品を本体に取り付けます。
下左図の並びで部品をセットし、本体へ取り付けます。
⑤逆手順で復旧します。
逆手順で復旧していきます。
ナットはさっきと逆で、時計回しで締めこみます。
⑥最終確認
作動確認と水漏れ確認し異常が無ければ完了です。
まとめ・管理人の所感
割と簡単な修理だと思います。
ちょっと、ハンドルのキャップを割ってしまったのは不覚でしたが。。
記事を読んでなんとなくイメージできる方は挑戦してみても良いかもしれませんね。
以上、水栓コマ交換でした。
少しでもご参考になると嬉しいです。
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