1995年頃以降に設置した洗面所水栓で『シャワーヘッドからの水漏れ』が起きたら、もしかしたらこの記事が役に立つかもしれません。
『TH589-1 #N11/ハンドシャワー部』という部品で直します。
ここでは『TL481UCFN/壁付シングル13』という洗面所水栓を例に、その不具合を修理した時の詳細を見ていきたいと思います!
※当内容は不具合改善を約束するものではありませんので予めご了承願いますm(__)m
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どんな水栓が対象?
TL384型/TL386型/TL481型 ほか。
(ネットで画像を見る感じTL392型/TL393型/TL490型あたりもかな?)
下図のような外観のシャワーヘッドが付いている場合は『TL481UCFN』と同じ構造の場合が多い為、当記事と同様の修理になる可能性が高いです。

今回の不具合について
「シャワーヘッドからの水漏れ」以外にも、こんな不具合としてご相談を頂きます。
- シャワーヘッドからの水漏れ。
- キャビネットの中が水浸し。
- シャワーを使うとシャワーヘッドから水が噴き出す。

不具合の関連部品について
これは…完全にシャワーヘッドですね。
COM-ET HPより引用
●シャワーヘッド…TH589-1 #N11/ハンドシャワー部↓↓
*Amazonプライムの会員登録はこちら*作業について
いよいよ作業についてです。
ざっとした流れは…古いシャワーヘッドを外す⇒パッキン交換⇒新しいシャワーヘッドを付けるといった流れになります。
細かく見ていきましょう。
作業前の注意
レバー(バルブ)より先の部品なので水を止める必要はありませんが、作業中レバーにぶつかって水が噴き出したりしないよう注意して下さい。
作業時間
私が作業する時は10~15分前後が多いです。
使用した道具

作業手順
①安全確認します。
今回はレバー(バルブ)より先の部品なので水を止める必要はありませんが、作業中レバーにぶつかって水が噴き出したりしないよう注意します。
②金属部を反時計回しでヘッドとホースを外します。
ペットボトルのキャップと同じで半時計回しで緩みます。
滑って外れない時は、タオルで汚れを取ったり、滑り止め軍手など使うと外れやすくなります。

③古いパッキンを取り外します。
うまく取れれば良いですが、こいつが意外と取りづらいです。
自信が無い場合、まずはヘッド交換のみにして様子見されても良いかもしれません。

パッキンがはまっている所が、画像は金属ですが樹脂の場合は注意して下さい。
樹脂製の場合、劣化具合では力を掛けると破損する時があります。
私は破損経験ありで、最終的にTOTOメンテナンスさんに来て頂きホース交換になりました…。
それ以来怖いので、下図のようにそ~っとピックツールを入れて(指でつまんでもいけるかも?)パッキンを表に出し、奥側(画像でいうピックを指している側)からニッパーで少しずつ切ってパッキンを取り外してます。
(画像は手前側からニッパー入れそうな勢いですが違います。紛らわしくてすみません。)
この時も、破損や漏水の原因になる為、パッキンがはまっている所にピックで傷をつけたり、無理な力を加えないように注意します。
④新しいパッキンを取り付けます。
パッキンはアルファベットの『V』のような形をしています。
パッキンの開いている方がヘッド側になりますので、下図の向きだと『Λ』の向きで取り付けます。

⑤付属のラベルの通りに『フィルター』と『ワッシャー』を入れます。

時計回しで『シャワーヘッド』と『シャワーホース』を取り付けたら完成です。
この時、無理に取り付けるとシャワーヘッドのねじ山が変形してしまう為、初めは優しく回してあげて下さい。
入りづらい時は、半時計回しにして『コツン』と感覚があった所から時計しにしてみて下さい。

⑦最終確認
作動確認と水漏れ確認し異常が無ければ完了です。
まとめ・管理人の所感
あれもこれもと書いたら長文になってしまいました(^^;)
ややこしく感じられたかもしれませんが、落ち着いてやれば難しくない為おすすめの修理です!
記事を読んでなんとなくイメージできる方は挑戦してみても良いかもしれませんね!
ちなみにメーカーさんにメンテナンスを頼むと15000円程だったと思います。
※2021/05現在。
以上、シャワーヘッド交換でした。
少しでもご参考になると嬉しいです。
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