パッキン交換や器具の取り替えなどをしようとすると、古いシートパッキン(いわゆるノンアスベストパッキン・紙パッキン)が器具にへばりついて残ってしまう事が有ります。
こいつが地味にめんどくさいんです…。
ちゃんと取らないと漏水に繋がりますし、無茶して取ると受けが傷ついてこれまた漏水に繋がります。
そして職人さんによって癖が出る所でもあり、カッターで削ぎ落す人(が多い気がします)、きれいな状態ならそのまま上からゴムパッキン入れちゃう人…(ちょっとこれはあまりおすすめしないです)と、やり方は様々です。
ここでは、なるべく安全・綺麗にパッキンを剥がしたい派で不器用かつ心配性な私なりの剥がし方をご紹介します。
あくまでご参考まで…
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使用する道具
今回は『ピックツール(L型)』と、『樹脂製のヘラ』を使用します。
パッキンの剝がし方
メス側(袋ナット内)にパッキンが残った場合
しっかり残ってますね…
ちょっと剥がしてみましょう。
①ピックツールを使ってとりあえず剥がします。
パッキンの内側からピックツールを引っ掛けて、少し力を掛けながらパッキンを取り出すように剥がします。
※この時あまりグリグリやりすぎて受け側を気付付けないように注意して下さい。
②残ったカスは樹脂製のヘラで削り落とします。
樹脂製のヘラでカリカリ削るように削ぎ落します。
受け側に傷が付かないように樹脂製のヘラがおすすめですが、力加減に自信があればマイナスドライバーでも良いと思います。
※最後に耐水ペーパー(1000番位)で整えるように軽く磨いてもOKです。
きれいになりました!
オス側(止水栓など)にパッキンが残った場合
①パッキンの外側からピックツールを引っ掛けて剥がします。
パッキンの外側からピックツールを引っ掛けて、少し力を掛けながらパッキンを取るように剥がします。
※この時あまりグリグリやりすぎて受け側を気付付けないように注意して下さい。
②残ったカスは樹脂製のヘラで削り落とします。
樹脂製のヘラでカリカリ削るように削ぎ落します。
受け側に傷が付かないように樹脂製のヘラがおすすめですが、力加減に自信があればマイナスドライバーでも良いと思います。
※最後に耐水ペーパー(1000番位)で整えるように軽く磨いてもOKです。
きれいになりました!
まとめ・管理人の所感
パッキン交換は挑戦される方が多いと思います。
うまく剥がせない時は取れる所まで取ってゴムパッキンを使ってみると良いかもしれません!
ゴムパッキンの方が、弾力が有って柔らかいので、多少接地面が荒れていても水漏れに力を発揮します。
余談ですが記事内で登場する樹脂製のヘラは、車の内張剥がしを使っています。
この作業以外にも意外と使い道があるので持っておくと便利ですよー!
私も樹脂ヘラの前はマイナスドライバーでやってましたが、たまに『カリッ』と引っ掛けて傷をつけて焦る事があったので、受け側の金属に傷が入らない樹脂ヘラに変更しました。
少々の傷が入ってもゴムパッキンを使えばなんだかんだ水漏れした事はありませんでしたが…こんなでも一応はプロとしてお代を頂いて修理する以上、より安全な状態にしたいと思い色々考えて今のやり方に至りました。
以上、古いシートパッキンの剥がし方でした。
少しでもご参考になると嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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